フローリングの変色や伸縮はなぜ起こる?
フローリングに傷の付きやすさを補う性能は、耐久性や耐摩耗性などになります。
床は、日頃から人と接する過酷な場所でもあります。
水分をこぼしたり、物を落としたり何気なく傷をつけてしまうことがあります。
もし、子供がいたり、車いすを使うような環境が想定されるのであれば対応できるフローリングを選んでおく必要があります。
フローリング基材などにプラスチック樹脂が注入されたものや、表面にUV加工された製品など性能に優れたものがあります。
新築時やリフォーム時に床にどんな性能が必要なのかを検討しておきましょう。
ここで、よくある失敗事例をご紹介します。
キャスター付きの椅子をこしかけたまま移動に使ったことで、目地の部分から表面が剥がれてしまった。
「キャスター対応フローリングの採用、後敷きできるカーペットやマットの使用」
ピアノやテレビなど、重量物を一カ所に多くおいてことで床がたわんでしまった。
「新築時であれば、ピアノやテレビ等を置くスペースを想定し下地に充分な補強を行う」
下地には耐荷重が設定されており、通常の利用であれば問題ありませんが特に重いものを置くことで歪みなどの原因になるからです。
フローリングとの接点には専用の受け具を使用してください。
尚、剥がれやたわみ歪みができてしまったら専門の業者に相談してください。
変色の原因としては、水や油があります。
水が原因で、フローリングに浸透し変色してしまうのです。
特に、木材への浸透性が高い水分であれば、表面に留まっておれず、目地部から吸収されてしまう可能性があります。
水をこぼしたり濡れた場合は直ちに乾いた布でからぶきしましょう。
対策としては、目地部にコーティングされているものなど、水分に強いフローリングを選ぶ必要があります。
張替えか補修で直すことができます。
変色
直射日光はカーペット及びカーテンで覆うようにしましょう。
紫外線が強い場所では、それが原因で黄変してしまいます。
特に窓周りでこの現象が見られます。
長年、紫外線を浴び続ける事で表面加工がなくなり、白っぽくなってしまうことがあります。
ダメージが軽度であれば軽度である程、安く補修できます。
戸建てだけではなく、体育館や講堂などで良く補修依頼を受けます。
暖房機器の性能にもよりますが、ジェットヒーターのような、火力が強いものを使うとフローリング表面を傷めてしまいます。
また焦げ跡を着けてしまった事例も少なくありません。
専用のシートを張ることで熱を1カ所に伝えずに済みます。
フローリング材の伸び縮み
置き敷きの電気式カーペットは一般フロアには使用しないことです。
床暖房用フローリングを施工された床では、床暖房システム稼動時に電気式カーペットを併用してはいけません。
含水率を低く抑えることで床暖房に対応できる寸法安定性になっています。
併用することで極度の乾燥状態が続き、フローリングの劣化を早めてしまいます。
また、水分を多く使った掃除も危険です。
特に無垢材であれば、水分も吸収しやすく、掃除の頻度が多ければ多いほど反りや変形に繋がっていきます。
フローリング材の中には、メンテナンスフリーのものがあります。
また、無垢フローリングによっても複合フローリングによっても掃除やお手入れの仕方が異なります。
新築時やリフォーム時に使うフローリング材には説明書が同封されています。
何のフローリングを使ったか分かりますし、取り扱いについても記載されています。
独自の掃除やお手入れ方法ではなく適切な方法で行いましょう。
尚、一般家庭の場合は2~3ヶ月に1回、店舗や学校などの場合は1~2ヶ月に1回の割合でお手入れしてくだい。(掃除と異なります)
尚、アルコールなどを使用する場合には火気厳禁とし換気をしながら作業する必要があります。
歩行度合の激しい場所へのメンテナンスは専門業者(床メンテナンス)に相談しましょう。
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