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貼りたてで新しく綺麗なフローリングの傷を防ぐために配慮したい9つのこと
床材を使っていて困るのが、様々なトラブルです。多少のキズなどはしょうがないとしても、変色や単板が剥がれるなどは避けたいものです。日ごろどんなことに気をつければよいのでしょうか?
フロアーの使用上のご注意
ちょっとした床への配慮や日頃のお手入れを心がけることで、フロアーはいつも美しく快適なままで使っていくことができます。
美しさと魅力をいつまでも保っていくための正しい取り扱い方法をご紹介します。
1.テーブル・イス・設置物などに配慮
テーブルや机、椅子などによって傷を付けてしまうことは良くあることです。
足先に傷が付かない加工がされている商品を購入るか、自身で保護して使うことが望ましいです。
テーブルやイスなどをひきずってしまうと、フロアー表面を損傷させる恐れがあります。
足先にフェルトやゴムキャップ等をつけ、フロアー表面を保護することで傷やスリ傷から守ることができます。(ゴムキャップや設置物、敷物等のスベリ止めゴムなども種類により床材を汚染するものがあります。ご注意ください。)
新築後直ぐに、またリフォーム後直ぐに行うようにしましょう。
敷物(樹脂製を含む)の種類によっては、床材の表面を変色させてしまうものがあります。
敷物購入時の注意書き等をご確認ください。
また、時折敷物下の床材状態を確認することで早期に発見できます。
2.座イスに配慮
以外と座イスによる傷は、知らない方が多いです。そのため事が起きてからご相談をいただくことがありますが、自分も使っていますがフローリングの上にカーペットを敷いています。
背もたれと底面の接合部分などで、フロアー表面に凹み傷がつく座イスがあります。
使用する座イスには注意が必要です。
安全ではない座イスは使用しないようにしましょう。
3.重量物に配慮
ピアノ等の重量物を置く場合には、根太や下地の補強はもちろん、インシュレーターや敷板を脚部の下に敷いて重量を分散させる必要があります。
また移動の際は凹みや傷の原因となります。
持ち上げながら移動できる人数・体制を整えて行ってください。
4.車イスに配慮
床材によってはフロアー表面を損傷・汚染する恐れがありますので、対応床材以外では使用しないようにしましょう。
(車イス対応フロアーをご採用の場合)
繰り返しの使用や、車イスの材質・形状などの条件によっては、表面に傷や汚れ、タイヤ跡などがつくことがあります。
注意してください。
屋外でご使用になった車イスを乗り入れますと、付着した土砂のため、床表面が傷つくことがあります。
付着した土砂はよくはらう必要があります。
車イスは、折り畳める軽量タイプ(おおむね20kg程度)をご使用ください。
電動車イスの場合、自重が大きく床材に影響を与える場合があります。
5.キャスター付きのイスや家具に配慮
(一般フロアーをご採用の場合)
キャスター付きのイスや家具はフロアー表面を損傷させる恐れがあります。
使用する場合にはカーペットを部分敷きにするなど、必ずフロアー表面を保護してください
(キャスター対応フロアーをご採用の場合)
繰り返しの使用や、キャスターの材質・形状などの条件によっては、表面に傷や汚れがつくことがありますのでご注意ください。
キッチンの収納下など、特にキャスターの使用頻度が高い箇所では、フロアー表面にキャスターの跡が残る場合があります。
※金属製キャスターや球状キャスターは使用しないでください。
※キャスターの使用頻度が高い箇所は、カーペットなどを敷いて床を保護してください。
6.滑り止め付スリッパの使用に配慮
スリッパのご使用について、ほとんどのフローリングは一般的なスリッバや靴下履きでの歩行性について配慮をしています。
そのため滑り止め加工付スリッパを使用することで表面の摩耗を早める可能性があります。使用を控えることをおすすめします。
7.マット・カーペットの固定に配慮
カーペットや玄関マットのズレ防止に粘着テープを使用しないようにしましょう。
はがす時にフロアー表面を傷める恐れがあります。
8.フロアーコーディング剤(厚塗り表面コート剤)に配慮
フロアーに厚塗表面コート剤は使わないようにしましょう。
床下や下地スラブの湿気が逃げず、床鳴り、突き上げなど不具合が発生することがあります。
また、化粧シートのはがれの原因になることがあります。
9.掃除機(ロボット・サイクロン方式など)注意
掃除機では傷は付きませんが、固形物を踏んだり引きずった場合、傷や艶落ち現象が発生する恐れがあります。
ビル・店舗用床材について
床材によっては、ヒールマークなどが残る場合があります。
出入口の砂・ホコリ・水掛かり防止のために、出入口にはマットを敷いてください。
ワックスが使用できるフローリングの場合には皮膜の強いタイプの木床用(樹脂系)ワックスをご使用ください。
大型の配膳車が通る場合、床材保護のためマット等を敷いてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
新しくフローリングを張ったのに、直ぐに傷が付いてしまっては悲しいものですよね!
一概にフローリングといっても、その性能は様々です。
そのため、どんな性能があるのかを理解しておく必要があります。
フローリング材の中には、取り扱い説明書やお手入れの仕方、また注意点が載っている冊子が入っていることがあります。
また、無くてもネット上に掲載されている場合があります。
上記のことに配慮し、正しく適切にお手入れすることで、フローリングを長くきれいに使っていくことができます。
床のトラブルを防ぐためにも、正しいお手入れをしてください
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