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フローリング張り工法の種類
フローリングの張り方といっても、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
実際にフローリングリフォームを検討し始めてから、どんな木を使うのか、どんな工法がいいのか、情報収集を行うと思います。
そこで、押えておかなければいけない事があります。もし事前準備の段取りを間違えてしまうと、せっかく時間を掛けて気に入ったフローリングを見つけたとしても、住まいには張れない床材だったなんて事にもなり兼ねません。
まずは既存の床がどんな構造で且つどんな工法が採用されているか確認が必要となります。
◆フローリング張りの工法は主に3種類、その他のリフォーム工法はリペアやリコートがある◆
一概にフローリング張りといっても、その工法は様々です。
基本的には建物の種類や、求められる性能によって変わります。
最も一般的なのが捨て貼り工法です。
また、マンションなどの鉄筋コンクリートの建物では直貼り工法も採用されます。
そしてリフォームで多いのは上張り工法になります。
それぞれに特徴があります。
張り方や材料は建物の構造によっても影響を受けますが、住まい方も想定して必要な性能を考慮することも大切です。
◆フローリング根太張り工法◆
根太張り工法とは、一般的な木造住宅に採用されてきた工法です。
木床下地の大引き根太の上に直接フローリング材を施工していきます。
一昔前の住宅では、コンパネなどを捨て貼りしていなかったため根太の上にフローリングの端が来るようにピッチを調整して貼っていました。使用建材が最も少なく済むだけでなく、手間も掛からないため工期が短く費用も抑えられます。
ただ、根太の間にはフローリングのみで荷重を支えなければならないため、ピアノなどの重量物を置くことができません。
ただし、根太の間隔狭くすることで強度があがります。
この工法は今でも、断熱性を高めるリフォーム時に使われます。
既存の床に根太を引き、その間に断熱材を敷き詰めます。
その後、フローリングを張ることで床下からの冷気を防ぐことができます。
フローリング捨て張り工法
捨て貼り工法は木造住宅で一般的に使われている工法です。
左の写真のように床下地組の大引き根太の上にフローリングの下地となるコンパネや針葉樹合板を張付けていきます。
この作業にのことを捨て貼りといいます。
捨て貼り完了後に仕上げとなるフローリング材をノリ釘併用で貼り付けていきます。
捨て貼りに使われるコンパネや針葉樹合板が必要となるため、根太張りと比べコストがかかります。
ただ、施工後には床の安定性と荷重耐性が高くなります。
長期的にも安心な下地と言えます。
フローリング直貼り工法
直貼り工法は、主にマンションで採用されています。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合床下地がコンクリートになります。
専用接着剤を用いて下地に直接張り込んでいきます。
この際、床下地となるコンクリートは平滑性と、張り込むフローリングの張りしろを必要とします。
防音効果の高い直貼り専用のフローリング材が使われることが多いです。
ただ、床に伝わるコンクリートの冷気への対処も考える必要があります。
フローリング上張り工法 『二重床工法・増張り工法』
上張り工法はフローリングリフォームの中でもコストを最も抑えることができるため人気があります。
既存の床材を利用して、その上から新たに仕上げとなるフローリング材を貼っていきます。
この工法は重ね張りや、増張りとも呼ばれています。
ただ、上張り材を張付けていくため荷重が増えます。
下地の状況によっては、張替えが適している場合があります。
工期短縮低価格を実現します。
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