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水回りの床選びは慎重に!フローリングやタイル、クッションフロアなら耐水性や耐久性に優れるものを
マイホームを新築する時、キッチンを自分の理想に作り上げるのは主婦にとって夢ですよね。
高さや、手の届く範囲での調理スペース、また洗いやすい水栓など、
お気に入りのキッチンで料理ができるのなら、そんな時間が楽しみになるでしょう。
旦那さんの優しさも感じることができるかもしれません。
ただ後の、トラブルになってしまう事例もあります。
例えばリビングの床を天然無垢材のフローリングにしたから、キッチンも同じようにフローリングにしたい!と考える方もいるでしょう。
でも、少し待ってください。キッチン周りの床のフローリングの性能は確認しましたか?
もし、あまり水回りで使われている実績がなければオススメできません。
床材には、水や油に弱いものが少なからずあるからです。
水・油の飛びはね汚れがシミになる
料理や洗い物での、水や油の飛びはねを完全に防ぐことはできません。
無垢フローリングの加工次第ですが、目地などから水が浸透してしまいシミなどになってしまう恐れがあります。
シミは床材の劣化を早めてしまいます。
傷がつきやすい
キッチン周りは料理を作るなど、よく通る“生活動線”です。
行き来する間にうっかり傷をつけてしまったり、茶わんなどを落として傷がついたりと…通常の場所よりも過酷です。
水に強くクッション性のある床か傷に強い床などが理想です。
劣化したときの修理費用がかかる
家は建てた瞬間から劣化がはじまっていきます。
水回りのキッチンは特に、痛みが激しい箇所です。
もし修理や張替えとなった時にフローリングだと費用が高額になります。
クッションフロアとフローリングを比較してみるとクッションフロアは4帖あたり4~5万円、フローリングでは同じ面積で7~8万円以上となります。
使われている床材が高級なものになればさらに金額は上がります。
長く住むことを考えたら、修理費用は家計の負担になるかもしれませんね。
以上の理由から、キッチン周りはフローリングにしない方が良さそうです。どうしてもフローリングにしたいという人は、こまめなお手入れを忘れないようにしてくださいね。