【高齢者に優しい床】

転倒骨折はもうさせない、安全な床へ。高齢者に優しい床

介護ストレス軽減の鍵は床にあり。安心の床リフォーム。

こんなお悩みはありませんか?

こんなお悩みはありませんか?

「親が小さなところでつまづいて、困っています。」
「床がすべりやすく、親がよく転んでしまって、体中アザだらけなんです。」
「車椅子を使うようになっても、安全で快適な床が必要です。」
「骨折→寝たきり→認知症…その連鎖が怖いです。」
「介護保険を使って床材を変更できるのか、知りたいんです。」

高齢の親が転倒してケガをしょっちゅうしている、そんな状況が続くと、親の身体的な苦痛だけでなく、精神的にも大きな負担がかかります。もちろんそれは親だけではなく、あなた自身にとっても大きなストレスになるでしょう。転倒予防の重要性を知らずにいると、取り返しのつかない事態に陥るかもしれません。骨折や寝たきり、認知症といった恐ろしい展開を防ぐためには、今すぐ行動する必要があります。大切な人、大切な家族だからこそ、絶対に守ってあげないといけないですよね。

はじめまして。私は天野と申します。床職人として、多くのお客さまに「高齢者に優しい床」を提供してきました。皆さんのお悩みに共感し、親の介護に関する悩みを解消するお手伝いができればと思い、このページを作成しました。

あなたはこんな間違ったやり方をしていませんか?

あなたはこんな間違ったやり方をしていませんか?

1. 床をカーペットで覆うことで滑りを防ぐ→カーペットは汚れやダニが蓄積しやすく、高齢者の健康に悪影響を与える可能性があります。また掃除が難しく、清潔を保つのが難しい場合があります。

2. 安価な床材を使用して節約する→安価な床材は耐久性が低く、すぐに劣化し、交換が必要になる可能性があります。安価な床材は滑りやすい場合があり、転倒のリスクが高まります。

3. 床に滑り止めを貼る→滑り止めが不適切な場所に貼られると、足を引っかけて転倒する恐れがあります。

4. 家具の配置を変えることで転倒を防ぐ→家具の配置を変えることで、高齢者の生活動線や使いやすさが損なわれる可能性があります。また、認知症がある場合には配置換えや部屋の模様替えは大きなストレスであり、認知症が進んでしまう要因になりえます。「脳にやさしく」という観点からおすすめできません。

5. 安全対策を先延ばしにする→安全対策を先延ばしにすることで転倒や怪我のリスクが高まり、結果として介護の必要性やコストが増大する可能性があります。

これらの方法では、安全性や健康へのリスクが大きく、本質的な問題解決にはつながりません。そのため、高齢者に優しい床材の選択や適切なリフォームが必要です。

転倒骨折はもうさせない、安全な床へ。

転倒骨折はもうさせない、安全な床へ。

高齢者に安全な床とは?

結論から言えば、段差がなく滑りにくく、例え転倒しても柔らかく衝撃から守ってくれる床材です。
まず、大切なのは下地や構造材です。その次が床材。
衝撃吸収への影響が大きいのは下地や構造材ということです。
つまり1番効果的なのは、やはり床下地からの交換をしつつ、衝撃吸収性フローリングを使うことです。

床下工事

床下の工事ができる状態もしくは、始めから高齢の方がお住まいになるとわかっている状態で新築/建て替えするケースでは、床下地を乾式二重床にし、支持脚の下についているゴムをやわらかいものにする方法があります。これだと吸収力が高くなり、転んだときのクッションの役割があるため痛みや衝撃の軽減として高い効果を期待できます。

床材の変更

 

衝撃吸収性フローリングは、衝撃吸収床材化粧シートフロア「カナエル C衝撃吸収フロア VC」や「おもいやりフロアⅣ」などがあります。車椅子やキャスター付きの椅子、杖などによる傷やへこみもつきにくい仕様です。

他の床材としては畳、コルク、クッションフロアを使う方法があります。

タイルカーペットを使うのもいいでしょう。防水(はっ水)、抗菌、消臭などを搭載した高機能のカーペットもあります。介護でよくある汚れや臭いのお悩みも軽減されます。タイルカーペットは床材の中では最もコスト面で優れていますが、剝がれやすく、段差ができる可能性があることも理解しておきましょう。体力や筋力が低下してきていると、ほんの少しの段差でもつまづいたり、カーペットの端にひっかかって転んでしまうことも少なくありません。1~2cmの認識しづらい段差がもっともつまづきやすいといわれています。タイルカーペットを敷く場合は剥がれないよう対策をしましょう。

高齢者に優しい床 5つのポイント

①バリアフリー
②すべりにくい
③つまづきにくい床
④衝撃吸収性の高い床
⑤視認性に優れた床

①バリアフリー

段差への対策としては、手すりの設置、スロープの設置、バリアフリーリフォームがあります。
万が一転倒しても衝撃吸収性が高ければ痛みや衝撃を軽減することができます。
自分で設置できる部分もありますが、弊社でも施工できますので、ご相談下さい。

②すべりにくい

フローリング+スリッパもしくはフローリング+靴下という組み合わせがもっともすべりやすいとされていて、転倒事故の最たる原因となっています。よって、すべりにくい床材への変更が効果的です。
例として、無垢フローリングであれば、オイル塗装仕上げのものが滑りにくいです。
また、木の温もりが肌に伝わりやすく、熱伝導率が低いため夏・冬に過ごしやすいのが特徴です。
そして、スリッパを履かないようにし、ルームシューズなどに履き替えることで転倒を予防することができます。

③つまづきにくい床

すべる床は転倒の危険がありますが、かといってすべらなすぎるのも問題です。なぜならそれは、つまづく原因になってしまうからです。
すべりにくいけれど、つまづくには至らないちょうどいい床を選びましょう。

④衝撃吸収性の高い床

住まいで起こる事故ですが、意外と多いのが転倒によるものです。高齢者が何がきっかけで要介護になるかのデータを見ると『骨折・転倒』が全体の12.2%と4番目の多さになっています。
そして、消費者庁の発表によると、転倒事故の発生場所のうち、最も多い48%を占めているのは自宅であるというデータがあります。

参考:転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています 消費者庁News Release-

転倒が原因で寝たきりになってしまう事だって考えられます。そこまでいかなくとも、一度転ぶと、そのあとずっと膝の調子が悪いなんてことはないでしょうか?
だからこそ床選びは安全性を重視する必要があるのです。

⑤視認性に優れた床

高齢になると視力が低下し、どこからどこまでが床なのか判断がつきにくくなることがあります。色がわかりやすいと、転倒などのリスク軽減ができますが、かといって目が疲れてしまうような配色ではいけません。
一般的には暖色系のほうが視認しやすいと言われています。

タイルカーペットを2色以上使えば視認性が高くなります。タイルカーペットはデザインで遊ぶこともできる上に汚れてもその部分だけ手洗いすることもできるので、使い勝手がいい床材といえますね。

3つのベネフィット

1. 安心・安全な生活環境の提供

安心・安全な生活環境の提供

  • 高齢者や介護を担う家族に安心感を与え、安全な生活環境を提供。
  • 安全性、高齢者の自立性や生活の質の向上。
  • 家族全体の心理的な安定を促進。絆を深めることができる。

2. 健康・福祉の増進

健康・福祉の増進

  • 高齢者の健康維持や活動性を支援し、健康寿命の延伸に貢献。
  • 安全な環境での生活がストレス軽減につながり、身体的・精神的な健康を促進。
  • 高齢者が安心して自宅で過ごせることで、社会参加や地域交流の促進にも寄与。

3. コスト削減と経済的効果

コスト削減と経済的効果

  • 転倒や怪我の予防により、医療費や介護費用の削減につながる。
  • 長期的な視点で見れば、安全性が保たれた床材の投資は、経済的なリターンをもたらす。
  • 安心して自宅で過ごせることで、高齢者や家族が施設入所を避けることができ、介護コストを削減できる。

介護保険の住宅改修で床材を変更することはできる?

介護保険の住宅改修で床材を変更することはできる?

介護保険制度で床材の変更は対応しているの?

介護保険利用者は、介護保険を使って住宅改修を行うことができます。

その支給限度基準額は、総額で生涯20万円まで。上限20万円までの1割~3割に当たる金額が、自己負担となります。一度の改修で全額を使いきらない場合は、数度に分けて給付を受けることもできます。

「介護の必要の程度が3段階以上あがった場合」と「転居した場合」には、その20万円の枠がリセットされるという介護保険上の制度があります。通称「3段階リセット」、「転居リセット」と呼んでいます。

初めて住宅改修をしたときの要介護度  


リセットとなる要介護度
要支援1 要介護3~5
要支援2/要介護1 要介護4~5
要介護2 要介護5
要介護3/要介護4/要介護5 リセットなし

介護保険の住宅改修で床材を変更する条件とは?

介護保険の住宅改修で床材を変更することは可能ですが、条件があります。一般的に、介護保険の住宅改修は高齢者や身体障害者の自宅での生活を支援するためのものであり、安全性や利便性を向上させるための改修が対象となります。
具体的には、床が滑りやすい(滑り防止)、移動がスムーズにできない(移動の円滑化)といった理由でなければ対象になりません。

例えばこのような場合の利用が想定されます。

変更内容 理由
居室を畳からフローリングに変更する 移動の円滑化
通路の床を滑りにくい材質の床へ変更する 滑り防止
階段に滑り止め加工の床材にする 滑り防止

こんな床材変更は対象外

ベッドを置きたいので畳が傷まないようにという理由で畳からフローリングに変更

畳やカーペットが汚れた・古くなったという理由でフローリングに変更する場合

介護保険を使った住宅改修で床材を変更するための基礎知識

介護保険の適用範囲や条件は地域や個々のケースによって異なるため、具体的な条件や手続きについては介護保険を取り扱う自治体や保険事業者に直接確認してください。また、床材の変更に関しては、必要性や適用条件をきちんと満たすことが求められるため、担当の専門家と相談して適切な手続きを行うことが重要です。

また、介護保険の住宅改修を行うためには、介護認定を受けておく必要があります。介護認定には「要介護1~5」と「要支援1・2」がありますが、いずれの認定区分でも介護保険を利用した床材の変更が可能です。介護保険を使った住宅改修の金額には上限が定められています。上限を超えた部分に関しては自己負担となりますので、ご注意ください。

福祉用具と併用しましょう

便利な住宅改修工事ですが20万円という限度額は上手に使いましょう!あとになって、ここもやりたい、あっちのほうが必要性が高かったと思っても、上限を超えていれば実費になってしまいます。住宅改修の内容は福祉用具で代用できる部分もあります。20万円の工事補助枠は計画を立て、本当に必要な箇所で賢く適正に使いましょう。

手続きの仕方

床材の変更では発注前に見積書などの書類を整えて事前申請を行い、市区町村の承認を受ける必要があります。審査で内容が認められた場合は決定通知が交付されます。
その後に正式に発注して工事を進め、工事が完了したら再度支給申請書を提出します。詳しくはお住いの自治体や担当ケアマネジャー等へお問い合わせください。

参考:介護保険住宅改修ガイド(長野市)

参考:居宅介護(介護予防)住宅改修費支給申請について(長野市)

お客さまの声

安心して家族と過ごせるようになりました!
以前は、母親が転倒しやすい床で心配が絶えませんでした。しかし、天野さんのアドバイスに従い、高齢者に優しい床材にリフォームしていただきました。床が滑りにくくなり、母も安心して歩行できるようになりました。家族全員が安心して過ごせる空間が手に入り、心から感謝しています。ありがとうございました!
50代・男性 A様

家族全員の生活が快適になりました!
夫が高齢者向けの床リフォームを希望し、天野さんに相談しました。床の滑りやすさが心配でしたが、丁寧なカウンセリングの結果、最適な床材を提案していただきました。リフォーム後は、家族全員の生活が快適になりました。特に、子どもたちが安心して遊べるようになったことが嬉しいです。天野さん、そして職人さんに感謝しています。ありがとうございました!
40代・女性 W様

やさしい足元で、安心のサポート
当ジムで導入した新しい床材は、私たちスタッフにとっても大きな安心感をもたらしています。先日、利用者の方が転倒し、大転子を強打するという事故が起きました。しかし、その方は幸いにも、床の滑り止め効果があったおかげで、内出血のみで済み、骨折はありませんでした。この床材の適度なグリップは、私たちが利用者に介助を行う際にも大いに役立ち、安定したサポートを提供できるようになりました。
リハビリジム

施工写真

価格の目安

  価格
床下地+仕上げ材(6畳) 220,000〜275,000円(税込)
床材のみ(6畳) 143,000~220,000円(税込)
床下地+仕上げ材(12畳) 275,000~385,000円(税込)
床材のみ(12畳) 165,000〜385,000円(税込)

※広さなどにより異なるため、あくまでも目安です。詳しいことはお問い合わせください。

撤去などの作業がある場合は別途費用がかかります。

私、天野はこんな人

  1. 長年の経験を活かして、お客様のニーズを汲みとり、一番いい方法でお困り事を解決!
  2. お客様に寄り添う対応を心がけ、快適な居住のお手伝いをします。
  3. 私の強みは、難題も直面しても創造的な解決策を見つけ出す柔軟性です。

今まで数々の現場で施工してきましたが、その中でも特に印象だったエピソードをご紹介します。

東京にある焼肉店の改修工事でのことです。それは「手間」と呼ばれ、材料が支給されていて工事のみを行う現場でした。現場に到着して始めに感じたことは「何これ、無理じゃん。支持脚立たないし、高さ合ってないし、どうすんの?」ということ。説明しますと、床にはダクトが敷き詰められていて、支持脚を立てるスペースが全然ないのです。おまけに支給されている支持脚の高さが合っておらず、普通に立てることはできないという状況でした。普通の職人であれば、できないので帰ってもおかしくないですが、一緒にいる職人と話し合って、どうにか解決策を導き出しました。方法は、際根太を併用して強度を保ち、支持脚が当たる部分に関しては階段をつけることで対応しました。結果として、きれいに仕上がり、お客さまにも大変喜ばれました。

高齢者に優しいフローリング、少しでも興味を持っていただけましたら、まずはお気軽にご相談ください。あなたの大切な家族のために、最適な床リフォームのご提案をさせていただきます。

転倒骨折はもうさせない、安全な床へ。高齢者に優しい床

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まとめ

親の安全と快適な生活を実現するためには、高齢者に優しい床材の選択が重要です。私はそのための専門家として、皆さまのご要望にお応えし、安心できる空間を提供してまいります。ぜひ、この機会にご相談ください。

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