目次
年輪の茶色い部分と白い部分は何で起きる?木材の心材と辺材の違いについて
◆心材と辺材とは◆
心材と辺材、お聞きしたことはあるでしょうか?私も建築関係に仕事に着くまでは知りませんでした。
日本の住宅建築等に広く使われている木材ですが、木材にはその部位にはそれぞれの役割と特徴があります。
1本の木材でも内部の組織は異なり、建物の素材として使い易い物とそうで無い物があります。
それでは、木材の組織について見ましょう。
樹木には「心材」と言われる部分と「辺材」と言われる部分があります。
心材は樹木の内部の事で、樹木を輪切りにした場合に年輪等が見て取れる部位のことです。
実はこの心材の部位は樹木としての成長が止まってしまった部位で、樹木が成長したり養分を貯めておく細胞活動が停止している部位です。
一方、辺材と呼ばれる部位は樹木の皮の部分と考えて頂ければ良いのですが、この部分は根から吸収された水分や栄養分を葉等に送る働きや、養分の蓄積等を行う働きを持っており、樹木が成長してく為にはこの辺材が元気であることが重要です。
また、この心材と辺材は樹木が若いほど心材の割合が少なく、逆に年齢を重ねた樹木は辺材が少なく心材が多くなってきます。
境目には移行材と言われる部分があり、樹木が毎年暖かい季節に成長した跡として見ることが出来る年輪は、この移行材の跡になっております。
この樹木の組織は樹木の種類によっても特徴が異なります。
◆広葉樹と針葉樹の違い◆
樹木は大きく分けて広葉樹と針葉樹に分かれますが、広葉樹には水分や養分を通す為の導管と言われる細胞組織を確認することが出来るとともに、樹木の断面に小孔として確認することができます。
また、木材として使用する場合には板目や柾目として細かな穴や小さな窪み等として導管の組織を確認することができます。
一方の針葉樹にはその導管と言われる細胞組織を確認することができず、樹木その物が水分や養分を順送りするための仮導管といわれる細胞があります。
これらは広葉樹に比べて樹木としての進化の遅れであると考えられています。
心材は樹木の成長には直接影響を与えませんが、辺材に比べ耐久性が高く、含まれる水分の量も少ないため細菌などの繁殖も少ない、家を作る際の木材として適している材料と考えることができます。
また、木材は金属などと異なり生き物です。
その生き物である樹木の特性を理解し、家作りに活かして行くことが大切なです。
◆フローリング工事お任せください◆
★私たちなら、フローリングの様々な施工方法や、多くのフローリング材を取り扱っているので気軽に相談できます★
床に対して汚れや傷など気になされていませんか?私たちはフローリングに対して様々なリフォーム工法が可能です。それは扱ってきた床材が多いこと、時代ごとに求められた工法を取り入れてきたことで、戸建て住宅、文教施設、介護施設、商業施設、工場、スポーツ施設、店舗など数多くの施工を請け負ってきました。今となれば、懐かしい施工も行ってきました。湿式フローリングブロックの施工やパーケット材の施工、マーブラックでの床塗装などです。床と共に歩んできた私たちの歴史でもあります。
床工事やフローリングリフォームなら昭和46年創業、豊富な実績と確かな経験がある私たち老舗の床工事専門店・フローリング職人・フローリング1級技能士が在籍している株式会社霜鳥にお任せください。使用床材の相談、傷などリペア補修の相談、床材購入の相談、工事方法のお悩み、床下地の相談、置床・乾式二重床、鋼製床下地、フロアサンディング施工の相談、また施工についての質問や相談など、まずは、お気軽のお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-460-461