フローリングのワックス掛けはどうやるのか?ワックスの剥離とは?施工中に注意したいことなど全公開

須坂市床のワックス掛け業者

フローリングのワックス掛けはどうやるのか?ワックスの剥離とは?施工中に注意したいことなど全公開

床材を保護し、長持ちさせるために使われるワックスですが、以外と正しい塗り方や、剥がし方が知られていません。
フローリング材によっては塗布する必要がなかったり、塗っても効果が無いものがあります。
また、施工によって起こりうるトラブルはほとんど知られていません。
もし、ワックス塗る際に塗布量を守らなければどんなトラブルが起こるのでしょうか?
ワックス剥がしを正しい手順で行わないと、どうなるのでしょうか?
本日は、ワックス掛けの正しい手順と剥離の手順、そして施工中に注意しなければならない事をお伝えします。

ワックスがけについて

ワックス掛けについては、メーカーの取り扱い説明書通りに行う必要があります。
塗布量が少なければムラになり、多ければ、乾かずにフローリングを汚してしまったり、目地などから入りフローリングを変形させてしまうことがあります。
また、メンテナンスフリーの床材に塗布してしまうと、密着せず、まだら模様になってしまう事があります。

ワックス掛けの注意点

清掃と乾燥

ワックスがけは、フロアー表面の保護・艶出しを目的に行います。
半年に1度くらいのペースで行うことで美しさを長持ちさせることができます。
塗布する作業の前には、掃除機などでフロアー表面、目地のゴミやホコりを取り除きます。
また、床用洗剤で汚れや油分などを拭き取ります。
その後、水拭きをして床の洗剤分を取り除き、乾燥させます。
目地部もしっかりと乾かすことも忘れないでください。

ワックス塗布

できたら、ワックスを均一に吸い込ませることができる、ワックス用ワイパーなどがあれば良いです。
無い場合には、きれいな雑巾でも代用できます。
したたり落ちない程度に紋って目地にワックスが溜まらないように木目に沿って薄く・ムラなく塗っていきます。
この際、ワックスをフロアー表面に多量にまき散らすと、フロア一目地剖のふくれや床鳴り等の原因となります。

ワックスが完全に乾くまで自然乾燥(60分程度)します。
(ワックスが完全に乾くまでは、上を歩かないでください)

ワックスをかける場合は、天気の良い日を選び、窓を開けて風通しを良くしてください。
(室内温度5℃以下の時や湿度が高い日は避けてください。白化や密着不良などのトラブルの原因となります。)

ワックスの剥離

既存床に塗られたワックスは定期的に取り除かなければなりません。
何層にも塗り重ねられたワックスは、汚れや油、埃などを巻き込み見た目を悪くしてしまいます。

そのため、何回か塗布した後にはワックスはく離を行うように推奨されているワックスがあります。
ただ、古くなればなるほど、床とワックスは強固に密着し、はく離が難しくなります。

ワックスはく離の注意点


ワックスで黒ずんだ床ははく離できれいにすることができますが作業において注意が必要です。

また剥離を行う際に注意するべき点があります。
それは、ワックス剥離の際に、はく離剤と水を使うことです。
フローリング材には、水に弱いものがあります。
ワックス剥離を簡単に言えば、既存のワックスを溶かして取り除いていく作業です。
はく離剤を、まず床面に塗布していきます。
その後にはく離剤と溶けたワックスを水で洗浄しバキュームなどで回収していきます。
ワックスが溶けるまでに時間が掛かるケースがありますが、長ければ長い程、はく離剤や水がまかれた状態が続きます。
もし、フローリングの基材におがくずが固められたMDFだったり、表面に化粧シートが貼られたフローリングであれば水分によって膨らんだり波打つことがあります。
また乾燥してから反り曲がってしまうこともあるんです。
他にも、はく離剤によってフローリングを変色させてしまうこともあります。

ワックス剥離剤を使用する際には、使用上の希釈率を守り、クローゼットの奥など目立たない部分で確認して使用することが望ましいです。試し施工です。
また、洗浄液やワックス剥離剤をフロアー表面に多量にまき散らすと、フロアー目地部のふくれや床鳴り等の原因になります。

最後に

いかがだったでしょうか?
一昔のフローリング材は無垢などで強く、ワックスを多量に掛けたりしても変形などは、あまりありませんでした。
子供たちが、教室や体育館でワックスをドバドバ使っても全然平気な床だったとの思い出もあるのでは?
ただ、今のフローリングはデザイン性や表面などの加工が凄く良くなってきたものの、フローリングの内部の基材などは、コンパネやMDFなどが使われています。
中には、水に弱いフローリングもあるので、ワックス掛けやはく離は慎重に行ってください。
もし、ご自身で行うのが難しそうであれば、専門の業者に相談しましょう。

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