建材の品質を保証するJASマークとは?その規格について

コンパネや合板の安全性とJAS規格について

建材の品質を保証するJASマークとは?その規格について

JAS 規格とは

Japanese Agricultural Standard の略称で『日本農林規格』をいいます。
一般には加工食品などでおなじみのマークですが、合板など木材加工品にもこのJASマークを表示する制度があります。
昭和24年に『農林物資規格法』として制定された『農林物資の規格化等に関する法律』は通称 JAS 法と呼ばれ、JAS規格(日本農林規格)の制定やJAS マークの表示をするための手続きについて定めています。
合板に関するJAS 規格は、1953年(昭和28年)に普通合板が制定されて以降、コンクリート型枠用合板、構造用合板などの規格が追加されましたが、現在は「合板の日本農林規格」に統合されています。
また関連木材製品としては集成材・フローリングそして単板積層材などの日本農林規格が制定されています。

用語/定義
【普通合板】
合板のうち、コンクリート型枠用合板、構造用合板、化粧ばり構造用合板、天然木化粧合板、特殊加工化粧合板以外のものをいう。
【コンクリート型枠用合板】
合板のうち、コンクリートを打ち込み、所定の形に成形するための型枠として使用する合板(表面又は表裏面に塗装又はオーバーレイを施したもの(以下「表面加工コンクリート型枠用合板」という。)を含む。)をいう。
【構造用合板】
合板のうち、化粧ばり構造用合板以外の合板で建築物の構造耐力上主要な部分に使用するもの(さね加工を施したものを含む。)をいう。
【化粧ばり構造用合板】
合板のうち、構造用合板の表面又は裏面に木材質特有の美観を表すことを主たる目的とした単板(以下「化粧単板」という。)をはり合わせたもの(さね加工を施したものを含む。)をいう。
【天然木化粧合板】
合板のうち、化粧ばり構造用合板以外の合板で表面又は表裏面に化粧単板をはり合わせたもの(側面加工を施したものを含む。)をいう。
【特殊加工化粧合板】
合板のうち、コンクリート型枠用合板、化粧ばり構造用合板及び天然木化粧合板以外の合板で表面又は表裏面にオーバーレイ、プリント、塗装等の加工を施したもの(側面加工を施したものを含む。)をいう。
【特類】
屋外又は常時湿潤状態となる場所(環境)において使用することを主な目的とした次条第1項の接着の程度の要件を満たす合板の類別をいう。
【1類】
コンクリート型枠用合板及び断続的に湿潤状態となる場所(環境)において使用することを主な目的とした次条第2項の接着の程度の要件を満たす合板の類別をいう。
【2類】
時々湿潤状態となる場所(環境)において使用することを目的とした次条第3項の接着の程度の要件を満たす合板の類別をいう。
【Fタイプ】
主としてテーブルトップ、カウンター等の用に供される特殊加工化粧合板をいう。
【FWタイプ】
主として建築物の耐久壁面等の用に供されるほか家具用にも供される特殊加工化粧合板をいう。
【Wタイプ】
主として建築物の一般壁面用に供される特殊加工化粧合板をいう。
【SWタイプ】
主として建築物の特殊壁面の用に供される特殊加工化粧合板をいう。

JAS 規格と合板

何故、合板などの木材製品にこのJAS 規格が必要なのでしょうか ?
合板は木材から薄い板を剝ぎ取り、乾燥させ、仕組み、接着した加工品です。JAS規格では合板の外面の品質だけでなく、見ただけでは判り難い接着性能、強度性能、ホルムアルデヒド放散量などについて試験方法と適合基準が定められています。
これら全ての検査項目に合格する合板にJASマークを表示することができます。
製造業者等がJASマークを製品に表示して出荷するためには、農林水産大臣の登録を受けた認証機関(公益財団法人日本合板検査会など)による、農林水産省令に基づく審査・製品検査を受け、適合した認証事業者のみが自らJASマークの表示を行い、ユーザーに対する合板の品質性能を保証することができます。

用途に応じた合板の選択

JAS 規格は合板に対して、それが使用される場合の最低基準を保証しています。
このことからJAS マークの付いている合板は、JAS 規格に定める基準以上の品質を持つ製品であるということになります。
合板の原材料である木材は天然物であるために、製品の品質にいくらかのバラツキがあることは避けられません。JAS規格はそのバラツキが一定の範囲内にあることも含めて基準化しています。
JAS制度の外国への開放は急速に展開し、今ではカナダ・アメリカ・フィンランド・インドネシア・マレーシアなどに広がり、現地の工場がJAS規格に定める基準をクリアし、JAS認証を取得しその製品を日本に輸出していますので、これらの諸国のJASマークを付した合板を目にするようになってきました。
合板の使用に際しては、用途に応じた合板の品種を接着性能・強度性能・その他の品質性能によって選択し、JASマークとともに表示してある製造メーカーのマークを確認し、安心して使用できる合板を選ぶことが大切です。

合板の JAS 規格の歴史

合板にJAS 規格(日本農林規格)が制定されたのは、1953年(昭和 28 年)の普通合板が最初です。同時に単板のJAS 規格も制定されました。
その後、1961年(昭和36年)防火戸用合板・難燃合板・特殊合板と3 種類の合板規格が制定されました。
1967年(昭和42年)コンクリート型枠用合板、1969年(昭和44年)構造用合板、1972 年(昭和47年)防炎合板・足場板用合板、1977年(昭和52年)パレット用合板が制定されました。
その後1999年(平成 11 年)防火戸用合板、足場板用合板、パレット用合板は廃止されました。
2000年(平成12 年)法律の改正で JAS 規格は国際的な規格の動向も考慮して制定されること、規格内容の見直しが 5 年ごとに行なわれることが盛り込まれました。
2003 年(平成 15 年)以前の規格は「合板の日本農林規格」として 1 本に整理統合されました。
特に針葉樹合板については、1999 年(平成11年)資源保護や温暖化防止など地球環境保護の高まりのなかで、持続可能な針葉樹による構造用部材を想定した、構造用合板 JAS 規格の全面的改正が行なわれ、強度や性能を保証できる適正な基準が作られました。
そのひとつとして、構造上強度が要求される耐力壁などに用いられる1 級に対しては、材料の強度を正しく示せるよう、面内せん断強さの基準が追加されました。2003年(平成15年)には、建築基準法のシックハウス対策施行に伴い、JAS規格にあるホルムアルデヒド放散量基準値を変更して、放散量表示区分がF☆☆☆☆、F☆☆☆などに基準化されました。
また、2008年(平成20年)には、さね加工を施した構造用合板をJAS 規格の対象とすること、防虫処理剤から「ホキシム」を削除すること、普通合板の板面の品質において、広葉樹合板の樹種区分を見直すことと共に充てん補修の基準を明確にすること、構造用合板及び構造用合板の単板厚さの下限値をこれまでの「1.5㎜以上」から「1.0㎜以上」とすること、構造用合板 2級の曲げヤング係数の区分に表示厚さ「28㎜以上」を追加すること等について、JAS 規格の改正が行われました。
さらに、2014 年(平成 26 年)には、合板の様々な需要の変化に応えるために、多くの規定が追加・改正・削除されました。
「化粧ばり構造用合板」の新しい品目の新設のほか、「構造用合板」に関しては、表裏単板の節等が多い場合に必要とされる単板の最小厚さが、実験データに基づき緩和されました。
この規定は「化粧ばり構造用合板」にも適用されます。
「コンクリート型枠用合板」に関しては、幅方向の曲げ剛性を必要とする使い方が多いのにもかかわらず、JAS格付けを可能にするためには長さ方向の規定で製造するしかなく、その結果、実際の使用時に問題を起こすという現状がありました。
このため、幅方向の曲げ剛性が規定され、さらに要求性能に合わせて緩和されるとともに長さ方向用か幅方向用かを表示することになりました。
「普通合板」に関しては、表板に広葉樹単板、針葉樹単板を貼ったものがありますが、両者の原木事情を考慮して表板面の品質規定が見直されました。
「天然木化粧合板」、「特殊加工化粧合板」については、施工時の利便性を考慮して、側面に加工を施すことが可能になりました。
また、「難燃・防炎処理」については、近年需要がなかったことから削除されました。
2017 年(平成 29 年)の改正では加圧注入方式により防腐・防蟻処理を施した「保存処理合板」の規定が追加されました。

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